あなたは「ウィリアム・ラムゼイ卿」という人物をご存知でしょうか。
2019年10月2日、ウィリアム・ラムゼイ卿の生誕167周年を記念して、
Googleロゴがウィリアム・ラムゼイ卿の顔写真に変更されていました。
ウィリアム・ラムゼイ卿は何をした人物なのでしょうか?
Googleロゴには、元素の周期表のようなものに光を放つ元素記号を持つ男性の姿が映っています。
このブログではウィリアム・ラムゼイ卿が気になる方に、
ウィリアム・ラムゼイ卿のプロフィールや偉業、功績などその歴史を分かりやすくご紹介していきます!
ウィリアム・ラムゼイ卿のことを知りたい方は、ぜひ読み進めていただけたらと思います!
ウィリアム・ラムゼイ卿とは誰?プロフィールについて
まず初めに、ウィリアム・ラムゼイ卿って誰?何者?とご存知ない方に、
ウィリアム・ラムゼイ卿のプロフィールについてご紹介していきます。
名前:ウィリアム・ラムゼイ卿(William Ramsay)
職業:化学者
出身:スコットランド
年齢:63歳(1916年7月23日没)
出身校:グラスゴー大学、テュービンゲン大学
生年月日:1852年10月2日
スコットランド出身の化学者。
出身校の一つにグラスゴー大学へ進学していますが、この大学は“英語圏最古の大学”の一つとも呼ばれる名門中の名門大学。
公演の翌日、演出家Fionaさんにケルビングローブ美術館とグラスゴー大学を案内して頂きました。グラスゴー大学は1451年創立の歴史ある名門校。ノーベル賞受賞者を7人輩出し、経済学の父アダム・スミスも卒業生です。文化と芸術の街グラスゴーを満喫する旅を終えて5/17に無事に帰国。お帰りなさい! pic.twitter.com/xfZK4b209u
— シニア劇団 星組 (@wyC202YcgNp0SzC) May 23, 2019
ノーベル賞受賞者を7人も輩出!500年以上の歴史を有する学校にウィリアム・ラムゼイ卿は通っていました。
化学者で名門大学に通っていた、というキーワードだけで秀才と連想してしまいますが、どんな顔をされていたのでしょうか?
次に、ウィリアム・ラムゼイ卿の顔画像や写真を調べてみたいと思います。
ウィリアム・ラムゼイ卿 顔画像、写真
ウィリアム・ラムゼイ卿のプロフィールが分かったところで、
ウィリアム・ラムゼイ卿の顔画像や写真を見ていきたいと思います。
#誕生日が同じです
10月2日
希ガス元素の発見者の一人、ウィリアム・ラムゼー(William Ramsay) pic.twitter.com/NgzQTQa9cU— 白雪の中には三温糖が詰まっている (@Neige0583) May 4, 2017
1852年10月2日はウィリアム・ラムゼーの誕生日だ㌧!
彼は、レイリー卿の「空気中には酸素と窒素以外のものが含まれている」という報告を受け、空気中から重くて不活性な気体を取り出し、アルゴンと名付けた㌧
それからもクリプトン、ネオン、キセノンなどの希ガスを発見した㌧!#今日は何の日 pic.twitter.com/O3lSSsQ1i7— CASTON (@ut_caston) October 1, 2018
髭を生やした男性。
とても紳士的に見える端正な顔立ちです。スーツがより決まっていますね。
ウィリアム・ラムゼイ卿は63歳でこの世を去りましたが、60代の頃の写真ではないかと思います。
余談ですが、ラムゼーは結婚しており、娘と息子の2人の子供に恵まれました。きっと子供もラムゼーに似て端正な顔立ちではないでしょうか。
顔画像を調べていくと“希ガス元素”というキーワードが非常に多く予測検索に出てきます。
ウィリアム・ラムゼイ卿と希ガス元素は深い拘わりがありそうですね。
それでは次に、ウィリアム・ラムゼイ卿の偉業や功績について調べてみたいと思います!
ウィリアム・ラムゼイ卿 偉業、功績
ウィリアム・ラムゼイ卿が残した偉業、功績について調べていきたいと思います。
ウィリアム・ラムゼイ卿を語る上で重要なのが「希ガス」
ラムゼーは、この希ガスを空気中に存在することを発見した中心人物です。
そもそも希ガスとは何か?
周期表「18族元素」のことを希ガスと呼びます。
18族元素に属する元素は「ヘリウムHe・ネオンNe・アルゴンAr・クリプトンKr・キセノンXn・ラドンRn」
これらの元素の総称が「希ガス」ということです。
希ガスの特徴を一つ挙げるとしたら“単独で存在する無色無臭の気体”
単独ということで“希な”や“貴ガス”=孤高のガスとも呼ばれることがあるようですね。
より詳しく希ガスについて勉強してみたい方は、「家庭教師のトライ」より分かりやすく教えてくれる動画が公開されていますのでぜひご覧ください。
希ガス発見で“ノーベル化学賞”を受賞
希ガス発見の偉業は社会への影響も大きく、その功績を称えて1904年に“ノーベル化学賞”が授与されました。
受賞時のタイトルは「空気中の希ガス元素の発見と周期律におけるその位置の決定」
【分野】化学
【年度】1904年
【名前】ウィリアム・ラムゼー
【国籍】イギリス
【受賞理由】空気中の希ガス元素の発見と周期律におけるその位置の決定
【備考】— ノーベル賞bot (@NobelPrizebot) September 24, 2019
希ガスの発見に貢献したい偉人はウィリアム・ラムゼイ卿の他に、
ウィリアム・プラウト(化学者、イギリス)
ジョン・ウィリアム・ストラット(物理学者、イギリス)
ウィリアム・ハンプソン(技術者、イギリス)
フランシス・ウィリアム・アストン(化学者、イギリス)
物理学者や技術者、弁護士など昔の偉人によってその功績は後世に受け継がれています。
希ガスの発見で何が変わった?
ただ、ここで気になるのが希ガスの発見で世の中では何が変わったのか?
多くの変化、影響をもたらした希ガスの発見。
その中で一つ例を挙げるとしたら、希ガスの中でも2番目に軽い「ネオン」
このネオンは、明るい橙赤色の光を放つ性質を持ち、
後にネオンサインや蛍光灯、ネオン管に使われるようになったようです。
10人目
ウィリアム・ラムゼー
ネオンを見つけた人です。
希ガスの高電圧を加えると発光する性質はとても面白い!!— 亀さん?????? (@KAMESAN0102) June 12, 2018
生活の何気ない暮らしの中に偉人たちの功績によって生活は成り立っているのだと実感した瞬間でした。
ウィリアム・ラムゼイ卿 ネット、ツイッター上の反応
ウィリアム・ラムゼイ卿に対するネット、ツイッター上の反応について見ていきたいと思います。
He,Ne,Ar,Kr,Xeの5つの希ガスは全てギリシャ語由来。Ne,Ar,Kr,Xeに関しては全て同じ言語由来なのはある意味当然。だって全部、W・ラムゼーがひとりで名づけたんだもの。
あ、Heは偶然。
ちなみにRnはラテン語由来のラジウムに由来する命名。Ogは人名由来よ。
— 元素学たん (@gensogaku) August 1, 2019
まとめ
ウィリアム・ラムゼイ卿についてご紹介してきました。
スコットランド出身の化学者。
出身大学は名門中の名門で500年以上の歴史を有するグラスゴー大学。
ラムゼーの功績は「希ガスの発見」
1904年には偉業を称えてノーベル化学賞が授与されました。
何気ない生活の中に偉人の功績によって生活はより豊かになっているのだと改めて痛感。
そんな世の中に影響をもたらした偉人「ウィリアム・ラムゼイ卿」の生誕167周年を記念してGoogleロゴが変更されました。
改めてウィリアム・ラムゼイ卿に敬意を表したいと思います。
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